漫画喫茶における最大の醍醐味といえば漫画の一気読み。
いわき家にある漫画の中から厳選し、今回は完結したタイトルを10作品。
王道作品からちょっとコア向けの作品まで幅広く選ばせて頂きました。
まだ読んだ事がない方は勿論、読んだ方でも今一度読み返すのもアリです。
ご参考にして頂けたら喜ばしい限りで御座います。
※ちなみにランキングではありません。
①SLAM DUNK(全31巻)/井上雄彦
こちらの作品については説明不要。全日本人にマストでお薦めしたいバスケットボール漫画。他のバスケットボール漫画は確実にスラムダンクと比較され、それでも追随を許さない怪物漫画。1年に1回は読み返したくなる漫画であり、特に作品中での最終戦・三王との対決は何度見ても鳥肌物。
②外天楼(全1巻)/石黒正数
現在大人気連載中である「それでも町は廻っている」や「木曜のフルット」の石黒正数作品。緻密に練られた複線が多数存在し、最終局面での複線回収は圧巻の一言。全1巻ながら読み応え抜群。
③サバイバル(全16巻)/さいとうたかを
「ゴルゴ13」でお馴染みのさいとう・たかをの本作。平穏な日常から一変、生死を賭けた究極のサバイバルを強いられる主人公。これぞ知る人ぞ知る名作。映画化もされたドラゴンヘッドの基になったとも捉えられる作品。
④花より男子(全37巻)/神尾葉子
今見ても色褪せないハラハラドキドキの展開に少女漫画ならではの恋愛模様を取り入れた読む人を選ばない「キングオブ少女漫画」。男性が見ても楽しめると思いますで是非ともお薦めしたい作品。
⑤マンガ家さんとアシスタントさんと(全10巻)/ヒロユキ
作品が終了してタイムラグがありながらも、根強い人気で続編やアニメ化まで決まった作品。こういったゆるい日常系は好みが別れてしまうところだが、ギャグのテンポや個性的過ぎるキャラに飽きが全くこない。疲れずに読めるので、「短時間漫画を読みたい」人にお薦め。作者は少年マガジンにて「アホガール」も大人気連載中。
⑥グラップラー刃牙(全43巻)/板垣恵介
漫画界における「格闘」の頂点。シリーズ物ですが、お薦めしたいのはやはり一部作目の「グラップラー刃牙」。作品中盤から始まる地下トーナメント編は、一戦一戦脇役キャラまで全員のバトルが一切端折らず描かれているのは流石、板垣。
⑦寄生獣(全10巻)/岩明均
アニメ化・映画化と古い作品ながら再評価されて話題となっている「寄生獣」。主人公の右手に寄生した愛嬌のある「ミギー」と、人間を喰い荒していく寄生獣との戦いを描いた作品。スプラッター表現があるので、苦手な方も多いかも知れません。こちらの作品については「いわき録」でも紹介しています。「いわき録/寄生獣」
⑧G戦場ヘヴンズドア(全3巻)/日本橋ヨヲコ
イブニングで大人気連載中「少女ファイト」の日本橋ヨヲコ作品。漫画家の父を持つ青年と編集者の父を持つ青年の漫画を通じて成長していくストーリー。日本橋ヨヲコの作品は心情を描くのがとても繊細で深いのが特徴的。こちらを見た後に「少女ファイト」を見ていただければニヤリとしてしまう場面が多数ございます。
⑨シグルイ(全15巻)/山口貴由
藤木源之助と伊良子清玄という「武士道」に生きる二人の主人公。その二人が剣を交え、命を賭けた戦いまでを描く。緊張感が伝わる肉薄したその戦い様は、グロテスクでありながら時に美しい。この作品に関しては全15巻ですが、躍動感がより伝わるので一気に読むのがお薦め。
⑩最強伝説黒沢(全11巻)/福本伸行
「アカギ」や「カイジ」ではスリリングな心理描写で人気を博している福本伸行の新境地とも言える。他の作品では見られないヘタレな主人公・黒沢に福本流ギャグを織り交ぜながら、駄目な人生を謳歌していく姿を描いている。続編「新・黒沢」も連載開始されたので是非とも読んで頂きたい作品。